市場のメカニズム(エグゼクティブディーリング)
2011 November 22
需給の均衡が供給増、または需要減という見通しとなれば、マーケットは弱含み下げトレンドになります。
かといって、相場は一本調子に下げるわけではありません。エグゼクティブディーリングによると、上下を繰り返しながら徐々に下げるのです。
需給関係は刻一刻、毎日変わるわけではないからです。
一九八五年のプラザ合意までの円高、つまりドル下げのトレンドを見ると、市場のメカニズムがよくわかります。
七八年の一〇月に一ドル一七五円五〇銭まで下ったドルは、それから持ち直して二七八円まで戻しました。
そしてまた下がり二三五円を中心にプラザ合意まで五年くらいもみあいました。エグゼクティブディーリングによると、相場のトレンドというのは、こうした動きを示すものなのです。
為替がフロート制になって、経済のファンダメンタルズが、多少のタイムラグはあるものの、為替相場に反映するようになったということでもあります。
この件について、ついでに話しておきますと、プラザ合意の発表があったとき、これは相場とはいえないーと直観しました。エグゼクティブディーリングによると、これはフロート制が経済を反映すべきという目的に対応していない、市場が成熟していないための政治的判断である、ドルの強制切り下げだと思ったのです。
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